A&A会計の販売及びサポートの終了が発表されました。
【2016年3月13日 |
カテゴリー:お知らせ |
松田税理士事務所
】
先日、エーアンドエー株式会社から、2016年2月1日をもってA&A会計の販売が終了されることが発表されました。そして、サポートも来年2017年3月末日で終了されることも発表されました。
A&A会計は、数少ない使い勝手の良いMacの会計ソフトなので、Macユーザーにとっては、非常に残念な発表でした。
エーアンドエー株式会社は、VECTORWORKSという超有名なCADソフトの販売をメイン業務としている会社です。どちらかというと、A&A会計は、主業務からは外れた部門だと思われます。なので、遅かれ早かれこういう状況になるだろうと予想はしていたが、10年位先だと思っていたので非常に驚きました。メイン業務に注力するいう経営判断は営利企業である以上は仕方のないことだと思います。
では、サポートの切れる来年2017年3月末日はそもそも使うことができなくなるのかどうか気になったのでエーアンドエー株式会社に問い合わせてみました。
以下の様な回答をもらうことができました。
「Macの最新OS(El Capitan)以前を使う限りは使用可能。」 また、「現在のOSであるEl Capitanの次以降のOSからは不具合等の発生の可能性が高く使用は保証できない。」ということでした。
つまり、今後もA&A会計を使用するのならば、「MacのOSをバージョンしないこと」です。バージョンアップしなければ今後も使用可能なのです。
ただし、ハード面では使用可能であっても、ソフト面、つまりサポートが終了してしまうので、使用の断念を検討しておられる方もいるかと思います。
そこで弊事務所では、来年2017年3月末日も引き続きA&A会計のサポートをしていきます。但し、顧問契約という有償サービスにはなってしまいます。
来年の4月以降、消費税が10%に改正されても使い続けられる方法もありますので、今後もずっとA&A会計を継続して使い続けたいという方がおられましたら、是非、豊中市の松田税理士事務所までお問い合わせください。ただし、現在は、法人のみ受付を行っております。人員の都合上、個人事業者の方は現在は受付を中止しております。ご了承くださいませ。

コード入力で科目や摘要が自動表示されない場合の対処方法
【2015年10月21日 |
カテゴリー:こんなときは? |
松田税理士事務所
】
MacのOSがYosemiteになり日本語入力エンジンの仕様が変更されたようです。(OS X Yosemite:日本語入力エンジン「ことえり」を終了し、新しい「日本語IM」を新採用 が詳しいです。)
その影響により、A&A会計では、これまで問題のなかった「コード入力により勘定科目や摘要語句が自動表示する」便利な機能が使用できなくなっています。
OS X v10.9 Mavericksまでは、下図のように、コードを入力すると該当科目が自動表示されていました(100と入力すると「現金」が科目欄に自動表示されています。もしくは「ge」と入力しても同様に「現金が」科目欄に自動表示されます。)

対処方法については、公式ホームページに詳しく解説されていました。MacOSX 10.10(Yosemite)上でのA&A会計のコード番号入力不具合の対処方法について(2015年1月27日掲載) この通りに対処するとあっさりと解消できました。もしYosemiteにアップデートして、コード入力で科目が自動表示でない不具合が生じた場合は、Mac OS Yesemiteの日本語入力エンジンが原因なので、すぐに対処することをお勧めします。

勘定科目の入力を効率化する3つの方法
【2015年10月2日 |
カテゴリー:入力, 入力の方法 |
松田税理士事務所
】
A&A会計には、伝票の勘定科目入力について、「科目コード」「ショートカット」「印箱」などの便利な機能を使って勘定科目を呼び出して入力することができます。Windowsのほとんどの会計ソフトにも同じような機能があります。
本日のエントリーでは、勘定科目を効率よく入力する方法を3パターン解説していきます。
科目コードで勘定科目を入力する方法
「100」と入力すると「現金」が自動表示されます。数字と勘定科目は、メニューの保守→勘定科目の「勘定科目の登録」の「科目コード」から確認することができます。


伝票入力画面の罫線と金額の色を変更する方法
【2015年9月16日 |
カテゴリー:各種設定 |
松田税理士事務所
】
本日のエントリーでは、伝票入力画面の罫線と金額の色を変更する方法を解説していきます。
伝票入力画面の罫線色を変更する方法
デフォルト色は、グレーになっています。今回はシアンに変更します。

[STEP1]メニューのA&A会計から環境設定を選択します。
[STEP2]入力項目にある振替伝票のボタンをクリックします。

[STEP3]カラーピッカーが表示されます。今回はシアンを選択してOKをクリックします。

[STEP4]罫線色がシアンに変更されました。かなり明るい感じになりました。

続いて、金額の色を変更する方法です。

現金入力を超高速入力する方法
【2015年8月26日 |
カテゴリー:入力 |
松田税理士事務所
】
本日のエントリーでは、現金入力の超高速入力する方法を、旅費交通費を例に解説していきます。
超高速入力する方法
[STEP1] まずはじめに、1ヶ月分の旅費交通費の領収書だけを集めます。入力は、できるだけ科目毎にレシートを集めて、一気に入力する方法が効率的に入力することができます。
[STEP2] 「command+O」で伝票入力画面を表示します。
[STEP3] 日付を入力して、定型伝票の旅費交通費を呼び出します。(定型伝票を作成していない場合は、まず旅費交通費の定型伝票を作成します。(*1))


e-Taxソフト(WEB版)を使ったダイレクト納付の手続きの方法
【2015年8月19日 |
カテゴリー:電子納税 |
松田税理士事務所
】
本日のエントリーでは、ダイレクト納付を使った源泉所得税の電子納税の手続きの方法を解説していきます。但し、ダイレクト納付を使って電子納税をするには、まずその前に、源泉所得税の手続きをする必要があります。
その手続きは、Windowsを使っている方は国税庁が無料配布しているe-Taxソフトを使うのが一般的です。Macユーザーの方は国税庁のHPからe-Taxソフト(WEB版)を使って手続きをすることができます。
(本日のエントリーでは、その手続き方法の解説については省略させていただきます。)
Macユーザーが国税庁のHPから源泉所得税の電子申請の手続きを行う方法は、次のブログが詳しく解説されています。
Macでもできる!e-Taxソフト(WEB版)を使って源泉所得税をらくらく納付する方法

源泉所得税の納付時の仕訳処理
【2015年7月16日 |
カテゴリー:仕訳処理 |
松田税理士事務所
】
本日のエントリーは源泉所得税の納付の仕訳処理を解説していきます。
源泉所得税の納付方法は、納期の特例という6ヶ月分を収める方法とひと月分を収める方法の2通りあります。ひと月分を納める方法は当月分を翌月の10日までに納付します。6ヶ月分を収める方法は、1月から6月分は7月10日までに、7月分から12月分は翌年1月20日までに納付することになります。
但し、納期の特例を選択できる会社は、給与の支給人員(役員も含めて。)が常時10人未満の会社のみです。納期の特例を選択すると、毎月の事務負担が減るということに加えて、資金繰りの面でもメリットがあるので適用ができる会社は、源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書を提出することをお勧めします。
まずは給与から源泉所得税を控除します。


社会保険料の納付時の仕訳処理
【2015年7月15日 |
カテゴリー:仕訳処理 |
松田税理士事務所
】
本日のエントリーでは、社会保険料の納付時の仕訳処理の解説をします。給与の支給時の仕訳は前回のエントリーでも解説ましたが、以下のようになります。前月分の社会保険料を控除しています。

そして、納付時には、上記伝票で控除した預り金を借方に、納付額との差額を同様に借方に法定福利費で処理します。通常は、月末日に納付します。月末日が土日祭日なら、週明けの平日になります。預り金と法定福利費がぴったり半額にならないのは、児童手当拠出金(報酬月額の0.15%)があるためです。

給与支給時の仕訳
【2015年7月14日 |
カテゴリー:仕訳処理 |
松田税理士事務所
】
伝票入力の入力画面
メニューの伝票から、伝票入力を選択します。

給与から控除する各項目について
社会保険料は通常、当月分の保険料を翌月の給与から控除するので、7月の給与から控除する社会保険料は、6月分の社会保険料です。なので、摘要欄は6月分となります。保険料は各都道府県によって異なります。年金事務所から領収済み証書が毎月送付されますが、事業主負担と従業員負担はその用紙には記載されていませんので、年金機構のサイトを参照にしてください。

残高が間違っていた場合の伝票の修正方法
【2015年7月13日 |
カテゴリー:残高確認 |
松田税理士事務所
】
前回のエントリーでは、残高確認の方法を解説しました。本日のエントリーでは、残高確認の結果、間違っていた伝票の内容を修正する方法を解説していきます。
例として、北おおさか信用金庫の当座預金、10月残高が30円合わなかったという状況を想定します。検証の結果、10月7日の支払手数料について本来1,080円と入力すべきを1,050円と入力してしまっていることがわかりました。そこで、金額を修正することにします。
